プロツアーカラデシュ直前記事〜今買うべきカードと注目アーキタイプ〜

2016年10月13日 Magic: The Gathering

まずはアーキタイプ18種
と言ってもデッキ全体について詳細に書くと大変なのでキーカード1種についてだけ。

フェアデッキ（アグロ）
・【密輸人の回転翼機】
・【老いたる深海鬼】
・【新緑の機械巨人】
フェアデッキ（ミッドレンジ）
・【リリアナ】
・【サヒーリ】
・【ギデオン】
・【ナヒリ】
・【タミヨウ】
・【スカイソブリン】
・【電招の塔】
・【機械医学的召喚】
アンフェアデッキ
・【約束された終末、エムラクール】
・【世界を壊すもの】
・【霊気池の驚異】
・【金属製の巨像】
・【静電気式打撃体】
・【霊気貯蔵器】
・【復元】

フェアデッキ（アグロ）
・【密輸人の回転翼機】
SCGで暴れたカードを用いたアーキタイプ。
1/3/2のドワーフ
各種ゾンビっぽい奴等
サリアの副官
...等を含む3マナ以下の生物全てと強烈なシナジーを構成するアグロ脳死4積みカード。
つまるところアグロデッキ全般の事を指す。
苦手なカードは《異端聖戦士、サリア》《墓後家蜘蛛、イシュカナ》《実地研究者、タミヨウ》

・【老いたる深海鬼】
現出の事。当然ヘリコプターを使う選択肢もある。厳密にはミッドレンジなのだろうがアグロプランが強烈なのでこの枠。
《屑鉄のたかり屋》《金線の使い魔》等による強化が入った。
コジリタを打ってくる不思議なアグロデッキ。
苦手なカードは《石の宣告》《失われた遺産》

・【新緑の機械巨人】
全ての緑軸系の事を指す。豊富な2マナ生物や2/3/3飛行速攻により非常に安定したクロックを持つ。
苦手なカードは《世界を壊すもの》

フェアデッキ（ミッドレンジ）
・【リリアナ】
主に緑黒昂揚を指す。《無私の霊魂》含む赤白機体の生物全てに対して強力。《約束された終末、エムラクール》を回収したりと多才。
苦手なカードは乗り物全般と《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》《反逆の先導者、チャンドラ》《生命の力、ニッサ》あとアンフェア。
不遇に見えてきましたが、《墓後家蜘蛛、イシュカナ》《約束された終末、エムラクール》との併用で弱点は大きくカバーしてるかと思います。
サイド後ハンデス&置物割りの両者が揃ってるのもあり、多くのプロプレイヤーが選択しそうですね。

・【サヒーリ】
青赤アグロ系でのフィニッシュブロー。
4/4/9速攻や2/3/4果敢3ドローを増やしてぶち込むイカレた女性。
ソーサリー故苦手なカードは特に無い。
PWじゃない。

・【ギデオン】
ご存知白系の多くが用いる意味不明スペックPW。
苦手なカードは特に無い。
《餌食》には弱いっちゃ弱いよ！
バントやアブザン、赤白ランプのようなデッキでも採用されるので見ない事は無いですね。

・【ナヒリ】
リアニメイトや昂揚、もしくは3色コントロールで軸になる強力なPW。基本性能が高い。
マイナスで大体の状況をなんとか出来ちゃうアンフェアキラー。
苦手なカードは《生命の力、ニッサ》

・【タミヨウ】
バントのエース。基本性能が高い。
ナヒリと近い立ち位置で、アンフェアデッキにも対応してる能力が魅力的。
相性の良いカードが豊富でとてもデッキが組みやすく、それらは各アーキタイプに対してのメタカードだったりする。個人的には最優デッキだと思います。これを選択するプロプレイヤーは多いと思います。
苦手なカードは《墓後家蜘蛛、イシュカナ》

・【スカイソブリン】
全対応カード。でぃすいずミッドレンジ。
《不屈の追跡者》とは相互シナジーを形成しているので緑ハルクより優先する事もあるかと。
苦手なデッキはアンフェアデッキ。

・【電招の塔】
マッドネスコントロール界のエース。
《氷の中の存在》との二枚看板で生物とPWに対して蓋をしていく。
苦手なデッキはアンフェアデッキ。

・【機械医学的召喚】
今日まさに高騰っぽい事が起きてるカード。
《水の帳の分離》等の大雑把なカードとのコンボと小型スペル連打によるやたら対処の出来ないギデオン戦略を取る。
苦手なカードは《世界を壊すもの》

アンフェアデッキ
・【約束された終末、エムラクール】
コントロール系ランプ。
《安堵の再会》と優秀なアーティファクトクリーチャーを得て速度を保っている。
ミッドレンジに無類の強さを誇る。
苦手なカードはアグロ全般。

・【世界を壊すもの】
《反逆の先導者、チャンドラ》を得て速度を保った赤緑系ランプ。
コンボデッキに対して異常な強さを誇る。
苦手なカードは《老いたる深海鬼》

・【霊気池の驚異】
4tウラモグが持ち味の不条理デッキ代表。
継続的アドバンテージや一撃の重さにより中速以降のデッキに無類の強さを誇る。
苦手なカードは1t目のクロックと《呪文捕らえ》《実地研究者、タミヨウ》

・【金属製の巨像】
最近話題の巨像君。
巨像連打や乗り物ビートダウン等の持ち味はあるがデッキががっちがちに固まっている上に出せても負けてしまうパターンが多いのがたまに傷。
苦手なカードは《激変の機械巨人》《石の宣告》《配分の領事、カンバール》

・【静電気式打撃体】
スタンダードの感染。
苦手なカードは布告。
ていうか自分との戦い。

・【霊気貯蔵器】
スタンダードのストーム。
ビートダウンやバーンに強く不条理デッキやコントロールに弱い。
苦手なカードは《激変の機械巨人》《配分の領事、カンバール》

・【復元】
極太かつ極細な極端なミッドレンジ。
赤巨人連打が強力。
ナヒリコントロールになりがちなのでコントロールと言っても良い。
自衛しながら赤巨人2回置くゲーム。
不条理デッキに強いが引きむらが激しいので自分との戦い。

疲れたので次の記事につづく

追記
・【悪夢の声、ブルセラ】
《反逆の先導者、チャンドラ》を軸にしたデッキ。
チャンドラは世界を壊すもの、焼却の機械巨人
そして《消えゆく光、ブルーナ》との相性が良好。どっかで少し勝ってるとこは見たのでこれもありそうですね！！
《悪夢の声、ブルセラ》が高速着地させる事を重視した構築が出来れば強力そうです。
マナクリ《安堵の再会》《ウルヴェンワルド横断》や蜘蛛を入れたナヤ昂揚PWランプみたいなのが現れる気がします。

・【不敬の皇子、オーメンダール】
謎の石の儀式等や緑白PWが主戦場...ですが新しいアーキタイプになって帰ってくる事も考えられますね。
儀式の方はドロコマの不在とへんてこな横並べカードの登場による強化がされています。

【パンハモニコン】
無限コンボ！
青白エルドラージに少数パンハモニコンが入っている型が強そう。

他にも
4マナインスタントで20点焼き切るデッキや
手札空にして狼ロボでぶん殴るデッキや
4マナソーサリーで巨人を踏み倒すデッキなどなどへんてこデッキは無限にありますね。なんだこの環境は（歓喜）